【扇町キネマ】5/23(金)~5/29(木) 上映スケジュール

- CUBE03
- 映画
- 日時
- 2025/05/23(金) ~ 2025/05/29(木)
- 会場
- CUBE03
- 主催
- 扇町キネマ
- 問合せ
※全席自由。上映開始7日前よりチケット販売開始。
※チケット購入はこちらから→【扇町キネマ】
『ビョーク:コーニュコピア』
2025年/114分/アイスランド・アメリカ合作/配給:カルチャヴィル
photo by Santiago Felipe
原題:Björk’s Cornucopia
監督:イーソルド・ウッガドッティル
ビジュアル共同クリエイティブディレクター:ジェームズ・メリー
アニメーション:トビアス・グレムラー
その他アーティスト:アンドリュー・トーマス・ホァン、ガブリエラ・フリズリクスドッティル、ピエール=アラン・ジロー、ニック・ナイト、ウォーレン・デュ・プリース&ニック・ソーントン=ジョーンズら
音楽監督・再録音ミキサー:ベルグル・ソリッソン
プロデューサー:サラ・ナッシム、カット・マンスール
音楽監督・再録音ミキサー:ベルグル・ソリッソン
撮影監督:アルトゥール・トルト
編集:ウォルター・モーリオット
製作:S101およびSnowstorm
インパクト・プロデューサー:Level Forward
エグゼクティブ・プロデューサー:デレク・バーキット、エイドリアン・ベッカー、ロジャー・クラーク(Level Forward)、ダヴィッド・ヘルガソン(Foobar.vc)
共同エグゼクティブ・プロデューサー:イアン・ウィーラー(Talkhouse)、スーザン・ロード、ブローガン・バンブローガン(Level Forward)、ベンジャミン・ラッツ(Foobar.vc)、シグリッド・ディークヤール
公式サイト:https://www.culture-ville.jp/bjork
2023年にリスボンのアルティス・アリーナで行われた、ビョークによるライブツアー『コーニュコピア』の模様を収録したコンサートフィルム。彼女がキュレーションした3つのMVも同時上映される。2022年発表のアルバム『フォソーラ』を中心とした楽曲を、こだわりのステージデザインと演出で表現。監督はイーソルド・ウッガドッティル。
伝説的アーティストとして知られるビョークは、2019年から5年間に渡り、ライブツアー『コーニュコピア』を行った。そこではアルバム『フォソーラ』を中心とした楽曲を披露し、広く賞賛を浴びた。ステージからスクリーンへ、彼女の芸術は進化していく。
『ロックの礎を築いた男:レッド・ベリー ビートルズとボブ・ディランの原点』
2021年製作/80分/アメリカ 配給:NEGA
原題”Lead Belly – The Man Who Invented Rock & Roll “
(C)2024 House of Lead Belly
出演:レッド・ベリー、ピート・シーガー、ハリー・ベラフォンテ、B・B・キング、ジョーン・バエズ、アンナ・ローマックス・ウッド、アーロ・ガスリー、バーニス・ジョンソン・リーゴン、
オスカー・ブランド、クイーン・”タイニー”・ロビンソン、ラリー・リッチモンド、マイケル・タフト、クリストファー・ローネル、ジェフ・プレイス、オデッタ
監督:カート・ハーン
公式サイト:https://leadbelly.negadesignworks.com/
1888年、開拓が始まったばかりのルイジアナでは珍しい核家族の一人っ子として生まれ育ったハディ・レッドベターことレッド・ベリーは早くからギターを学び、10代の頃から出入りしていたシュリーブポートの赤線地区ファニン・ストリートで演奏していたという。
ダンスパーティでは人気者で、女性にめっぽうもてたことから多くの男たちから反感を買い、トラブルに巻き込まれることもしばしば。初めて刑務所に収監されたときは脱獄に成功したが、2度目はナイフを持って追いかけてくる男を拳銃で殺した罪でテキサス刑務所に投獄された。しかし、パット・ネフ知事に捧げた曲が気に入られ、35年の刑罰から2年で釈放。その後、アンゴラ刑務所にも収監され、そこで民族音学者ジョン&アラン・ローマックス親子と出会う。
アメリカン・ブラック・ソングのルーツを探していた彼らはレッド・ベリーの音楽性に魅了され、O・K・アレン知事に恩赦を求める歌を録音するなど陳情に協力、レッド・ベリーは再び釈放された。以降、レッド・ベリーはローマックス親子の歌の収集・録音の手伝いを申し出て、刑務所ツアーなどのアシスタントとして参加。その後、ニューヨークへ移住し、ローマックスによって世界に紹介されたレッド・ベリーの音楽は観客を熱狂させた。レッドベリーは、当時のアメリカの黒人に「自分がいる場所から抜け出せる」と見本を示した。1949年に61歳で逝去した後も、彼の曲は多くのミュージシャンによってカバーされ、新たな音楽が生まれ続けている。
『Flow』

2024年/85分/ラトビア、フランス、ベルギー/冒険ロマン/ 配給:ファインフィルムズ
(C)Dream Well Studio, Sacrebleu Productions & Take Five.
監督:ギンツ・ジルバロディス
公式サイト:https://flow-movie.com/
ラトビア出身のクリエイター、ギンツ・ジルバロディス監督の長編2作目となる『Flow』。
2024年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でプレミア上映を飾り、同年のアヌシー国際アニメーション映画祭で審査員賞、観客賞含む4冠を受賞。
2025年ゴールデングローブ賞では『インサイド・ヘッド2』『野生の島のロズ』『モアナと伝説の海2』ら錚々たるビッグタイトルをおさえてアニメーション映画賞を受賞。大規模なスタジオ作品では数百人が携わり、予算が数百億円とも言われるアニメーション制作において、全編がオープンソースソフトウェアBlenderで制作され、スタッフは50人以下、制作費は350万ユーロ(約5.5億円)という、アニメーション制作の常識を覆す極めてインディペンデントな体制と革新性も、驚きと賞賛を以て受け止められている。
そして2025年アカデミー賞®では、ハリウッドメジャー大作を抑え、長編アニメーション賞受賞の快挙を果たし、アニメーション映画の歴史を変えた作品となった。
本編で描かれるのは、洪水に呑まれつつある世界を舞台に、時には運命に抗い、時には流され漂う一匹の猫と、道中を共にするさまざまな動物たちを見つめる、圧巻の映像体験。
ジルバロディス監督が「この作品は、とても個人的なストーリーでもあります。かつての作品では全て1人で手掛けていた私が、本作では主人公の猫のように、チームを組み協力すること、仲間を信頼すること、違いを乗り越えることを学びました」と語るとおり、主人公の猫はもちろん、共に旅をする動物たちが各々の魅力を全開に、成長しながら旅をしていく様にも注目だ。
世界を大洪水が襲い、街が消えようとする中、ある猫は居場所を捨てて旅に出ることを決意する。
猫は流れてきたボートで動物たちと乗り合わせ、さまざまな危機に襲われる。冒険を続ける中で、逞しくなっていく彼らの間には徐々に友情が芽生え、運命に立ち向かう。
ナショナル・シアター・ライブ『真面目が肝心』
2025年/167分/イギリス/カルチャビル 配給
Photo by Marc Brenner
作:オスカー・ワイルド
演出:マックス・ウェブスター
出演:シャロン・D・クラーク(『マ・レイニーのブラックボトム』、『ドクター・フー』)、チュティ・ガトゥ(『ドクター・フー』、『セックス・エデュケーション』)、ヒュー・スキナー(『W1A』、『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』)
日本語字幕翻訳:柏木しょうこ
公式サイト:真面目が肝心|オスカー・ワイルド|マックス・ウェブスター|喜劇
英国ナショナル・シアターがこだわりのカメラワークで撮影した、オスカー・ワイルドの喜劇『真面目が肝心』を映画館で上映する。律儀な後見人として生きる一方、街で自由を謳歌する二重生活を送っていた男の恋を描く。演出はマックス・ウェブスター。出演は『ドクター・フー』のシャロン・D・クラーク、チュティ・ガトゥ、ヒュー・スキナーら。
『血戦 ブラッドライン』
2024年/100分/フィンランド/R15+/KOOKS FILM 配給
(C)2023 TR Productions ALL RIGHTS RESERVED
“フィンランド映画史上、最も暴力的な映画”と評された、インディーズ映画界で注目されるイサ・ユシラ監督の劇場デビュー作。表向きは会員制クラブとして体をなす裏社会で、荒くれ者たちと働き始めた男が、予期せぬ事態に巻きこまれる。出演は『SISU/シス 不死身の男』のイルッカ・コイヴラ、ヴェーラ・W・ヴィロ、ガレス・ローレンスら。
公式サイト:https://bloodline-movie.com/
イルッカ・コイヴラ(『SISU 不死身の男』)
ヴェーラ・W・ヴィロ(『バニー・ザ・キラー』)
ガレス・ローレンス(『キャビン28 ケディ殺人事件』)
アリ・サヴォネン(『アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲』)
ジェレ・サアレラ
監督・脚本・撮影:イサ・ユシラ
製作・原案:アリ・サヴォネン
音楽:ユッシ・フータラ