【扇町キネマ】ゴールデンウィークインド映画祭 @ 扇町キネマ・第七藝術劇場
インド映画の特集上映「インディアンムービーウィーク」の人気作品、注目作品に、待望の再公開『バジュランギおじさんと、小さな迷子』を加え計9作品を上映します。
※第七藝術劇場との共催となります。
※扇町キネマでは4/26~5/6
第七藝術劇場では4/27~5/3の開催となります。
※作品によって上映館がどちらか一館のみのものがございます、ご注意ください。
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《上映作品》
『バジュランギおじさんと、小さな迷子』
(原題:Bajrangi Bhaijaan)
※上映館:扇町キネマ・第七藝術劇場
声を出せないパキスタン人の少女が、国境を超え、願掛けのために訪れたインドで母親とはぐれてしまった。街で出会ったヒンドゥー教徒の青年パワンに助けられるが、パワンは彼女がパキスタン人のイスラーム教徒だと知り驚愕する。それでもパワンは少女を母の元へ送り届けようと、パスポートも持たず、パキスタンを目指し旅に出る。2019年に日本公開され、スマッシュヒットとなった作品が待望の再公開。
監督 カビール・カーン
キャスト サルマン・カーン、ハルシャーリー・マルホートラ、カリーナ・カプール、ナワーズッディーン・シッディーキー
ジャンル 冒険、ドラマ、コメディ
2015年/ ヒンディー語/ 159分/ G
©Eros international all rights reserved
©SKF all rights reserved
『サルカール 1票の革命』
(原題:Mersal)
※上映館:扇町キネマ・第七藝術劇場
社会を変える1票。痛烈な政治ドラマ
米国在住の大富豪スンダルは、タミルナードゥ州議会選挙への投票のため一時帰国でチェンナイを訪れる。投票所で彼が知ったのは、何者かが彼に成りすまして既に投票を終えていたということだった。スンダルは司法に訴えて再投票の権利を勝ち取るが、その過程で既存の政治家たちの腐敗を目の当たりにして、さらなる行動に打って出る。「1票の重み」のテーマから始まり、現実世界の既成政党への批判を縦横に繰り広げたため、現地での封切り時には物議をかもした。強面なヴァララクシュミ・サラトクマールの迫力ある悪役ぶりも大いに注目された。IMW2019上映の人気作品。
監督 A・R・ムルガダース
出演 ヴィジャイ、キールティ・スレーシュ、ヴァララクシュミ・サラトクマール、ラーダー・ラヴィ
ジャンル ポリティカル・スリラー / アクション
2018年 / タミル語 / 162分/ PG-12(焼身自殺のシーンあり)
© Sun Pictures
『ジガルタンダ』
(原題:Jigarthanda)
※上映館:扇町キネマのみ(第七藝術劇場での上映なし)
映画監督を目指すカールティクは、映画監督コンテスト番組に出場する。セミ・ファイナルで選外になりかけたが、審査員を務めたプロデューサーから長編映画の製作を持ちかけられる。提示された条件は、壮絶なギャングの抗争をテーマにした映画をつくることだった。カールティクはおっかなびっくり、南インドのマドゥライで悪名を轟かせる凶悪なギャングのボス、セードゥに関してリサーチを始める。
監督 カールティク・スッバラージ
出演 シッダールト、ボビー・シンハー、カルナーカラン、ナーサル
ジャンル ドラマ / コメディ
2014年/タミル語/171分/ PG-12
©️Group Company
『人生は二度とない』
(原題:Zindagi Na Milegi Dobara)
※上映館:扇町キネマのみ(第七藝術劇場での上映なし)
友情と人生を讃えるロードムービー
友人の独身最後の旅に同行するため、スペインに集まった学生時代の友人たち。それぞれが悩みや葛藤を抱えていた。スペインを車で縦断する旅での冒険や出会いが、彼らの生き方に安らぎを与え、変化をもたらしていく。年間興収6位のヒットとなり、インドにスペイン観光ブームを巻き起こしたロードムービー。監督の父ジャーヴェード・アクタルが手がけ、登場人物のモノローグで読まれる詩が心に響く。
監督 ゾーヤー・アクタル
出演 リティク・ローシャン、アバイ・デーオール、ファルハーン・アクタル、カトリーナ・カイフ、カルキ・ケクラン/ナスィールッディーン・シャー(特別出演)
ジャンル ドラマ / ロマンス
155分/2011年/ヒンディー語/ G
©️Eros International ©️Excel Entertainment
『女神たちよ』日本語字幕版
(原題:Iraivi)
※上映館:扇町キネマのみ(第七藝術劇場での上映なし)
映画監督のアルルと幼なじみのマイケルは、内面に抱える問題のストレスを妻にぶつける日々。アルルの弟ジャガンが古寺の女神像の密売に手を出したことをきっかけに、彼らの運命は思わぬ方向に転がっていく。原題は「女神」の意。身勝手な男性に振り回され苦悩する女性たちが、古寺に留め置かれた女神像に重ねて描かれる。「雨」を重要なモチーフとし、女性への敬意に満ちあふれたラストが印象的。
監督:カールティク・スッバラージ
出演:S・J・スーリヤー、ヴィジャイ・セードゥパティ、ボビー・シンハー、アンジャリ
2016年/タミル語/158分/G
©Thirukumaran Entertainment
『スーパー30 アーナンド先生の教室』
(原題:Super 30)
※上映館:扇町キネマのみ(第七藝術劇場での上映なし)
全世界が絶賛した教育プログラム〈スーパー30〉その誕生に情熱を捧げた1人の男と30人の生徒の奇跡の物語
貧しい家庭の生まれながら天才的な数学の才能を持つ学生、アーナンドは、ケンブリッジ大学から入学の許可を得るが、費用を捻出できず、留学を断念した。ある日、貧しさゆえに路上で勉強する一人の若者と出会い、才能がありながら貧困で学ぶことができない子供たち30人を選抜して、無償で家と食事を与えて、IIT進学のための数学と物理を教える私塾「スーパー30」を開設し、全員を、難関大学に合格させようと奮闘する。実話ベースの教育ドラマ。
監督 ヴィカース・バハル
出演 リティク・ローシャン、ムルナール・タークル、パンカジ・トリパーティー
ジャンル ドラマ
2019年/ ヒンディー語/ 154分/ G
(C)Reliance Entertainment (C)HRX Films (C)Nadiadwala (C)Grandson Entertainment (C)Phantom Films.
『ジャパン・ロボット』
(原題: Android Kunjappan Version 5.25)
※上映館:扇町キネマのみ(第七藝術劇場での上映なし)
現代社会への鋭い皮肉を散りばめた、SF寓話
ロシア経由でケーララ州の片田舎にやってきた日本製ロボット、クンニャッパン。便利な機械を拒む頑固老人の心は、お手伝いロボットの登場によって変化していき、ロシアに働きに出かけた一人息子との関係も揺らぎ始める。着ぐるみ感満載のロボット、中国風BGMと共に登場する「日系」ヒロインなど、脱力系コメディーに見せかけて、現代のケーララ社会への鋭い皮肉を随所に散りばめる。サウビン・シャーヒルとスラージ・ヴェニャーラムード、二人の性格俳優の演技も見もの。
監督 ラティーシュ・バーラクリシュナン・ポドゥヴァール
出演 サウビン・シャーヒル、スラージ・ヴェニャーラムード、ケネディ・シルド
ジャンル ドラマ、コメディ、SF
2019年 / 138分 / マラヤーラム語/ G
©Moonshot Entertainments
『ランガスタラム』日本語字幕版
(原題:Rangasthalam)
※上映館:第七藝術劇場のみ(扇町キネマでの上映なし)
1980年代のアーンドラ・プラデーシュ州中部、ランガスタラム村。チッティ・バーブは、モーターを使い田畑に水を送り込むことを生業にする若者。難聴という軽微な障碍を持つ彼は近所のラーマラクシュミに一目ぼれする。一方、チッティの兄で中東湾岸に出稼ぎに行っているクマールは、帰省の際に村長が好き放題にする村の有様に心を痛め、政治家になって人々の生活を改善していこうと思い立つ。
監督 スクマール
出演 ラーム・チャラン、サマンタ、アーディ・ピニシェッティ、プラカーシュ・ラージ
2018年 / テルグ語 / 174分 / G
© Mythri Movie Makers
『デーヴダース』日本語字幕版
(原題:Devdas)
※上映館:第七藝術劇場のみ(扇町キネマでの上映なし)
大地主の息子デーヴダースは留学から戻る。幼なじみのパーローは彼が生家に戻るよりも先に会いに行くほど愛している相手だったが、家族は身分の違いを理由に結婚に反対する。パーローは年が離れた富豪に嫁がされ、失意のデーヴは高級娼館に通い、娼婦チャンドラムキーの慈愛もはねのけ、酒浸りとなる。何度も映画化された古典的な悲恋物語を、華麗なダンスシーンと共に作り上げた映像美の世界。
監督 サンジャイ・リーラー・バンサーリー
出演 シャー・ルク・カーン、アイシュワリヤー・ラーイ、マードゥリー・ディークシト
2002年 / ヒンディー語/183分/ G
©️Red Chillies Entertainment
©️Mega Bollywood
©️Eros Worldwide
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