※全席自由。上映開始7日前よりチケット販売開始。
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『映画 ギヴン 海へ』
2024年製作 / 日本 / 80分 / アニプレックス配給
©キヅナツキ・新書館/ギヴン製作委員会
監督:橋本能理子
原作:キヅナツキ
脚本:綾奈ゆにこ
主題歌:センチミリメンタル「結言」
出演:矢野奨吾、内田雄馬、中澤まさとも、江口拓也、今井文也、坂 泰斗、浅沼晋太郎
公式サイト:https://given-anime.com/
佐藤真冬と出会い、上ノ山立夏は再び音楽への情熱をかき立てられた。
真冬の歌、立夏のギター ――歯車が動き出したバンド「ギヴン」だったが、真冬の過去、立夏への想いが再び交錯するとき、2人の距離はまた開き始めてしまう。
原作は「シェリプラス」(新書館刊)にて、2013年にキヅナツキが連載を開始した『ギヴン』。
フジテレビ“ノイタミナ”初となるBLコミックのアニメ化作品として、2019年にTVアニメが放送、続く2020年にシリーズ初となる『映画 ギヴン』が公開。
翌年2021年には実写ドラマ化、舞台化もされた大人気青春バンドストーリー。
佐藤真冬、上ノ山立夏、中山春樹、梶 秋彦のバンド「ギヴン」は、フェス出場をかけたコンテストに落ちるも、メジャーデビューへの誘いがかかる。
各メンバーがデビューに前向きな姿勢を見せる中、真冬は答えを出せずにいた。
一方、メジャーデビューを決めた鹿島 柊と八木玄純のバンド「syh〈シー〉」。
一時的なサポートギターとして加入していた立夏は、柊から託されたある曲を完成させようとしていた。
『ルックバック』
2024年製作 / 58分 / 日本 / 配給:エイベックス・ピクチャーズ
© 藤本タツキ/集英社 © 2024「ルックバック」製作委員会
原作:藤本タツキ(集英社ジャンプコミックス刊)
監督・脚本・キャラクターデザイン:押山清高
音楽:haruka nakamura
アニメーション制作:スタジオドリアン
出演:河合優実、吉田美月喜
公式サイト:劇場アニメ「ルックバック」
学年新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。クラスメートから絶賛され、自分の画力に絶対の自信を持つ藤野だったが、ある日の学年新聞に初めて掲載された不登校の同級生・京本の4コマ漫画を目にし、その画力の高さに驚愕する。以来、脇目も振らず、ひたすら漫画を描き続けた藤野だったが、一向に狭まらない京本との画力差に打ちひしがれ、漫画を描くことを諦めてしまう。
しかし、小学校卒業の日、教師に頼まれて京本に卒業証書を届けに行った藤野は、そこで初めて対面した京本から「ずっとファンだった」と告げられる。
一度は、漫画を描くことを諦めるきっかけとなった京本と、今度は一緒に漫画を描き始めた藤野。二人の少女をつないだのは、漫画へのひたむきな思いだった。しかしある日、すべてを打ち砕く事件が起きる…。
『ルート29』
2024年 / 日本 /120分 / 配給:東京テアトル/リトルモア
©︎ 2024「ルート29」製作委員会
出演: 綾瀬はるか、大沢一菜、伊佐山ひろ子、高良健吾、原田琥之佑、大⻄力、松浦伸也、河井⻘葉、渡辺美佐子、市川実日子 ほか
中尾太一「ルート29、解放」(書肆子午線刊)を原作に映像化。ひとりぼっちの主人公が、風変わりな女の子を連れて旅に出た先での様々な出会い、そこで深まる絆を通して、からっぽな心に喜びや悲しみの感情が満ちていく、優しさにあふれる感動のロードムービー。
他者と必要以上のコミュニケーションをとることをしないのり子は、鳥取の町で清掃員として働いている。ある日、仕事で訪れた病院で、入院患者の理映子から「姫路にいる私の娘をここに連れてきてほしい」と頼まれた彼女は、その依頼を受け入れ、単身で姫路へと向かう。理映子から渡された写真を頼りに、のり子が見つけることができたハルは、林の中で秘密基地を作って遊ぶような風変わりな女の子だった。初対面ののり子の顔を見て、「トンボ」というあだ名をつけるハル。2匹の犬を連れた赤い服の女、天地が逆さまにひっくり返った車の中に座っていたじいじ、「人間社会から逃れるために旅をしている」と語る親子、久しぶりに会った姉など、さまざまな人たちと出会いながら、姫路から鳥取まで一本道の国道29号線を進んでいく2人の旅が始まった──。
ゲキ×シネ
『朧の森に棲む鬼』
2007年 / 日本 /177分 / ヴィレッヂ、ティ・ジョイ配給
©SHOCHIKU CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
作: 中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演: 市川染五郎(現 松本幸四郎)、阿部サダヲ、秋山菜津子、真木よう子、高田聖子、粟根まこと、小須田康人、田山涼成、古田新太 他
劇団☆新感線と松竹がタッグを組んだ《InouekabukiShochiku-Mix》シリーズ。
『朧の森に棲む鬼』は、2007年新橋演舞場正月興行として華々しく幕を開けた。
今回、劇団☆新感線と市川染五郎が挑んだのは“究極の悪”。
嘘と裏切りを重ねて王になる男の、栄光と破滅の物語。
降りしきる雨、幻想的な滝をも出現させ、朧の森を具現化した舞台は想像を超えたスケールで観る者を圧倒した。
最高の舞台が、最上級の映像&音響クオリティでスクリーンに登場し、大きな反響を呼んだ。
いにしえの神々が棲む神秘の森。
累々と重なる死人の山から現れる一人の男、その名をライ(市川染五郎)。
獣のような野心に満ちた目をギラつかせ、あらゆる嘘を紡ぎ出すその“舌先”を武器に、ひたすらのし上がることを夢見ている。
突然ライの前に現れた森の魔物《オボロ》達。その命と引き替えに王の座を約束する。
ひとつの予言と、その舌先同様なめらかに動く剣を与えられ、都に向かうライ。
飽くなき野望の行く末は─?
そしてその血塗られた夢の先に、ライが見るものとは─?
ゲキ×シネ
『阿修羅城の瞳』
2015年 / 日本 / 175分 / ヴィレッヂ、ティ・ジョイ配給
出演:市川染五郎(現 松本幸四郎)、天海祐希、夏木マリ、高田聖子、橋本じゅん、小市慢太郎、近藤芳正、伊原剛志 他
本作は、2003年に、劇団☆新感線と松竹がタッグを組んだ《InouekabukiShochiku-Mix》シリーズの傑作。
中島かずきが描いた、人と鬼との壮大な恋物語を、市川染五郎さんと天海祐希さんが壮絶な美しさで魅せ、観客を興奮させた。
2015年、劇団☆新感線35周年を記念して、デジタルリマスター版の≪ゲキ×シネ≫上映が決定。
劇団☆新感線の代表作の一つである『阿修羅城の瞳』(2003年上演)は、初めて映画館でテスト上映をした、ゲキ×シネの原点ともなった作品。
まるで歌舞伎のような様式美とエンターテインメントの真髄が掛合わさった伝説の作品が、デジタルリマスター版となって鮮やかにスクリーンに蘇る!
時に文化文政。巨大都市江戸。
一見平和そうに見えるその裏で、人と鬼との激しい戦いが繰り広げられていた。
江戸の闇から魔を救うために組織された特務機関“鬼御門(おにみかど)”病葉出門(わくらばいずも・市川染五郎)は、
そこで“鬼殺し”と恐れられる腕利きの魔事師だったが、
五年前のある事件を境にそれまでの一切を捨て、今では鶴屋南北一座に弟子入りしていた。
が、謎の女つばき(天海祐希)との出会いが、彼の運命を狂わせた。
鬼の王“阿修羅”の哀しき因果に操られ、千年悲劇の幕が開く。
その先にあるのは、滅びか救いか─。
『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』
1992年 / アメリカ / 99分 / 鈴正+フラッグ共同配給 / 原題:RESERVOIR DOGS / 字幕:齋藤敦子 / © 1991 Dog Eat Dog Productions, Inc. All Rights Reserved.
監督・脚本:クエンティン・タランティーノ
製作:ローレンス・ベンダー
出演:ハーヴェイ・カイテル、ティム・ロス、クリス・ペン、スティーヴ・ブシェミ、ローレンス・ティアニー、マイケル・マドセン、エディ・バンカー、クエンティン・タランティーノ
現代の映画は“ここ”から始まった。
裏切り、信頼、忠誠が交錯する、史上最高のインディペンデント映画、30年ぶりに劇場公開
<イントロダクション>
1992年、サンダンス映画祭で上映された1本の低予算映画が熱狂を巻き起こした。当時28歳の若手監督クエンティン・タランティーノの初長編作『レザボア・ドッグス』だ。登場人物は黒服の犯罪者、題材は強盗。ありきたりなジャンル映画に思えたが、本作は“すべて”が違った! 冒頭から観客を飲み込む勢いで繰り出される犯罪者たちのムダ話、時制を組み替えることで生まれる驚きと発見、そしてこちらのテンションを弄ぶようなプロットと油断した瞬間に炸裂する衝撃的な展開……大手メジャースタジオからは絶対に生まれない、映画を愛する者たちによる、映画を愛する者たちに向けた“俺たちの映画”の登場は世界各地で絶賛を集め、さらには本作を観た若者たちが“自分たちの映画”を作り始めた。現代の映画は“ここ”から始まったのだ。日本では1993年4月の初公開以後、“聖地”である映画館からは長らく姿を消していた。今回が30年ぶりの劇場公開となる。いまも映画ファンに愛され続ける6人の“イヌたち”は、2024年の観客に決して消えることのない強烈な傷と衝撃を与えるにちがいない。
<ストーリー>
計画を遂行するためだけに集められた6人の男たち。狙いは宝飾店。準備も万全だった。しかし、襲撃と同時に彼らは罠にハメられていたことに気づく。男たちは集合場所にたどり着くが、ある疑いを捨てきれない。裏切者がいるのではないか? 男たちはぶつかり合い、やがて予想しなかった結末を迎える。